日本最大級の先生限定プラットフォーム|全国7万人以上が登録する「SENSEIノート」とは?

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インタビュー

初めまして、KYMstudio運営局のAyumiです。

今回はARROWS代表浅谷さんにインタビューをさせていただきました!!

登録者数全国7万人、日本最大級の先生限定プラットフォームを作り、教育界に旋風をもたらした若き実業家。

大手企業しか進出してない、そしてマネタイズがしづらい教育業界にどのように民間企業が参入したのか。

創業から現在に至るまでそのストーリーを、浅谷さんの熱量余すことなく全てお伝えしていこうと思いますので、是非最後までご覧ください!

【プロフィール】

株式会社ARROWS代表浅谷治希さん

  • 慶応義塾大学卒業
  • 大学生でアパレルを起業
  • 大学卒業後大手企業ベネッセに入社
  • ARROWS創業
  • 「SENSEIノート」で事業化
  • 「SENSEIよのなか学」を開発

「SENSEIノート」とは?

全国の先生が繋がる事のできる、日本最大級の先生限定プラットフォームです。

これはオンライン、ネット上で情報を共有することによって国や地方の教育委員会でも出来なかった、インターネットでデータベースをとって全国の先生の状況を把握することが出来る、そんなシステムになっています。

その集めた情報をもとに、先生が今悩んでいる問題のソリューションをいち早く考え出しています。

例えば今回のコロナに於いても色々な環境の変化に対応しなければいけない中で、Web上でアンケートを先生達に記入してもらうだけで、今何に困っていて、どう解決しなければならないか、プロジェクトを開発出来るようになっています。

「SENSEIノート」はどのように作りだしましたか?

元々、先生間の情報共有がうまくいってないというのを聞いていたので、何時でもオンライン上で情報共有できるプラットフォームを作ろうと思いました。

それには生の声を聞きにいくのが大事なので、自分で先生に悩みや課題をヒアリングしにいきました。

マネタイズが難しい教育分野にチャレンジ!そして先生をサポートするその理由とは?

学校教育が良いなと思ったきっかけは、努力次第でどうにかなるとでいうところでチャレンジしようと思ったからです。

付け加えて、世間的には教育分野でビジネスを始めてもマネタイズできないと言われているので、誰も出来ないって言われてる領域で誰とも競争せずにやっていこうと決意しました。

その中で、何故先生に着目したとかというと、

誰も先生のことは応援してなかったけど、実際に先生に会ってみると頑張ってる方が多かったので、そんな方達を応援してみたら何か起きるんではないかと思ったからです。

ARROWS創業話を大公開!!

起業時、具体的にどんな壁にぶつかりましたか?

当時は、資金繰りが一番大変でした。

どのように資金を確保していくのかっていうところで、当時、SENSEIノートは作ったけど事業モデルが確立していませんでした。

この「SENSEIノート」のビジネスモデルを作りマネタイズするまでに5年掛かりました。

その5年間でしっかりプラットフォーム作りに専念し、集客として会員数を増やすことに徹していて、その過程が凄く大変でした。

実際に経営し始めてから大変だった事は?

資金繰りが確立できればその他はあんまり大変ではなかったです。

その後でいうと、組織作りが新しく勉強しなければならない事でした。

人が増えていった時にルールを作ったり、ミッション・バリュー・ビジョンなどを作成したりなど皆が共通理解のもとで働けるようにはずっと工夫してます。

ただこの組織作りは、大変というより淡々とこなしていくだけで、大変だなと思うことはありませんでした。

基本的にルーティンワークが無いので、一つ解決したらまた新しい課題に触れていました。

そういう面で言うと慣れる業務がなく、日々新しい業務の中でトラブルシューティングや未来の話を考えていかなきゃいけないので一生慣れない仕事ではあるかなと思います。

マネタイズが難しい教育分野でどのようにモチベーションを保っていましたか?

基本的に前向いてたっていうのはあるんですけど、それよりも落ち込む余裕がなかったです。

ただ、危ない状況にいて夢の中でも仕事してたりとか四六時中仕事のことを考えていて、それが5,6年続いていたので状況的には追い込まれていたのかもしれません。

ただ何とかする力には自信があったので、自分を信じていたからこそここまで出来たんだと思います。

後は、失敗したら、失敗したでよくて、失敗したときにあそこまでやり切ってうまくいかなっかたらしょうがないやって諦めきれるくらい必死でやるって決めてました。

ですのでそうなるともうちょっと頑張れるってなるので、そこで頑張ってると結果的に結果も付いてきたところが頑張れたモチベーションなのかなって思います。

学校という組織にどのようにビジネスモデルを受け入れてもらったのか?

僕が起業してから9年で学校に対する社会の風潮も凄く変わってきてるなと思っていまして、最近だと学校は世間知らずで遅れてるみたいな文脈が凄くあるので、

先生たち自身も時代に遅れてるという問題意識はあるので外に追いつかなきゃいけないというような風潮は強くなってきています。

ですので、先生達も変化していかなければならないという共通認識は前提としてあります。

ですので、こちらが提案するプロジェクトが嫌われたりすることも無いし、私達の場合、

先生の課題を基に事業開発しているので、先生から受け入れられやすいです。

今後の日本の教育に於いて大事なことは何ですか?

今の学校教育は社会保障の側面が大きいと思っていて、

例えば、色んな子の学力をボトムアップしたりとか、社会を支えるって意味での学校教育だと思います。

ただ、人口が減少していく中で、優秀な人材を増やしていくこととして教育が大事なので、

社会保障としての教育とは別に、成長戦略として国を伸ばしてくれる人をどのように作っていくか、考えて働いていかなきゃいけないと思います。

後は、攻めの学校経営が出来る管理職を増やしていく事も重要だと思います。

浅谷さんのビジネスモデルの強みは何ですか?

大企業がやりたくない事、不確実性が高い事で差別化を図りました。

大企業が取れないリスクを徹底的にとって勝負できるかどうかだと思います。

ニッチで大企業が手を出せない世界を独占する、その規模が小っちゃくてもいいので誰も見向きもしない市場で挑戦してきたことが我々のビジネスの強みかなと思います。

これまでを振り返ってみて今思うこととは?

ここまで成長はしてきましたが、もちろん多くの経験をし色々な事を学んできました。

実は大学生時代、アパレルだけではなく、飲食店も経営しようとしてました。

資金が十分に確保できていなかったので、当時店舗の契約約束をオーナーとしていました。

ただ一年後お金を貯めてここを借りに来ると口約束だけをし、契約書などは何も結んでいませんでした。

そもそもその店舗は共同経営されていて、一年後資金を貯めて約束通り行ったら、そのオーナーが既に会社を解雇されていて交わした約束が無かったことにされました。

そこで契約書の大切さを学んだり、「SENSEIノート」のビジネスモデルを確立するまで5年かかりその間のキャッシュフロー作りがとても大変だったり、たくさんの経験をしてきました。

その中で私が大事だと思うのは、一通り失敗しきる事をいかに早く経験するかが大事だと思います。

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